◆ぴぽメンバーズアンケート結果発表◆
ぴぽ編集室では今年7月に『災害時の取り決め』についてアンケートをモバイルメンバーズ対象に実施し、241名の方から回答をいただきました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
9月1日は防災の日とのことで、PIPO10月号の紙面で高校生消防クラブや豊田市消防本部予防課の方のお話を掲載しています!!紙面では紹介できなかったアンケート結果やメンバーズみなさんの意見を一部抜粋して公開します。
※( )内の番号はメンバーズの会員番号です。
①アンケート結果
②災害用伝言ダイヤル、災害用伝言板
③メンバーズの皆さんの防災対策
④防災や避難についての各省庁や自治体HP等資料・リンクの一覧
①アンケート結果
◆家族の集合場所決めている?
◆連絡方法話し合ったことある?
◆災害時の連絡方法、手段は何?
◆災害時持ち出す物、役割は決めている?
②災害用伝言ダイヤル、災害用伝言板
災害発生直後は電話がつながりにくい状態となり、家族の安否や行方を把握するのが難しくなります。そこで便利なのが、災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板などの災害用伝言サービスです。これらは日本国内で大規模な災害が発生した場合に、電話やインターネットを用いて伝言板の役割を果たすシステムです。
しかしアンケートの結果、災害用伝言サービスの利用の仕方が分からないメンバーズが約8割いました。
通信各社が災害用伝言サービスを提供しており、ここでは使い方を簡単に説明します。
※総務省|安全・信頼性の向上|災害用伝言サービス(http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/net_anzen/hijyo/dengon.html)を加工
◆災害用伝言ダイヤル(171)の利用方法
【操作手順】
1. 1 7 1 をダイヤルします。
2. ガイダンスに従って、録音の場合は 1 を、再生の場合は 2 をダイヤルします。
(暗証番号を付けて録音・再生を行うこともできます。)
3. ガイダンスに従って、連絡をとりたい方の電話番号をダイヤルします。
(03等の市外局番で始まる電話番号の場合、市外局番から ダイヤルします。)
4. 伝言を録音・再生することができます。
◆災害用伝言板の利用方法
【操作手順】
1. 携帯電話・PHSから災害用伝言板にアクセスします。
(災害時は各社の公式サイトのトップ画面に災害用伝言板の案内が表示されます。体験利用の際はメニューリスト内からアクセスしてください。)
2. 「災害用伝言板」の中の「登録」を選択します。
(登録は被災地域内の携帯電話・PHSからのアクセスのみが可能です。)
3. 現在の状態について「無事です。」等の選択肢から選び、任意で100文字以内のコメントを入力します。
(状態の複数選択や、コメントのみの利用も可能です。)
4. 最後に「登録」を押して、伝言板への登録が完了となります。
総務省のホームページや通信各社のホームページに詳しく利用方法が記載されていますので、これをきっかけに是非使い方をマスターしてください。これらの災害用伝言サービスは、毎月1日、15日や防災週間など体験利用日があり事前に体験することができます。
災害前後はもちろん、避難生活を送るうえでも“情報”が大切です。いざというときに正しい情報を手に入れられるよう、日頃から防災に関する情報や情報収集手段について家族で話し合いをしておきましょう。
③メンバーズの皆さんの防災対策
みなさんから様々な防災のアドバイスを頂きましたので、紹介します!!
◆とにかく水の確保
・水と食料三日分。ただし、子供が嫌がりそうな食べ物だと、結局役に立たないので、そこは気をつけるべし。(9714 海ママさん)
・平日は来るまで出かけている事が多いので、車内に水と非常食を準備している。(11237 みーちゃんさん)
・家の倒壊に備え、屋外に水等は備蓄している。(13210 シーズー犬さん)
・お風呂の水は残す。(12066 まるねこさん)
◆ラップやゴミ袋、新聞紙を使おう
・サランラップ、ビニール袋はお皿がわりやお皿を汚さない、傷の処置など色々な事に使える。(9649 ぷちだいさん)
・新聞やラップが意外と役に立つということ。(11765 めぐみんさん)
・毛布の代わりに体に巻くことが出来るとのことで、アルミホイルを非常用袋に入れています。(5868 かーとさん)
◆備蓄の管理
・市の防災備蓄だけでは到底市民の分は賄いきれない上に、アレルギー対応食ばかりではない。炊き出しも、アレルギー対応はほぼ不可能。有事の時こそ、親切な方がアレルギー児だと分からず食べ物をくださることがある。(5472 いちごさん)
・ローリングストックというのを聞いて、食品などのストックを少しだけ多めにしている。(10231 桜さん)
・普段食べているお菓子(賞味期限の長いもの)を用意しておくと安心感があると思う。(12748 まっちゃんさん)
◆電気や明かりの確保
・手動式の充電器。スマホや懐中電灯にバッテリーが使える。(7385 クロマメさん)
・ランタン。停電中は気が滅入ります。明りがあることによって気持ちが安定します。暗闇はほんとに気持ちを暗くさせるので。(11734 にこちゃん)
・オール電化住宅にはカセットコンロは必須アイテム。(13362 カメンライダーさん)
◆持出袋
・防災バックを作り、時々期限を確認する。寝室に靴を用意した方が良い。(10193 よっすぃーさん)
・防災用品は家の一箇所にまとめず、リビング・玄関・寝室・廊下など、バラして保管しています。どこかがダメになっても他が無事なように。(12224 rさん)
・防災バックを1人1つ用意する。(13214 サンタクロースさん)
◆枕元に靴
・寝室に懐中電灯、携帯ラジオ、スリッパ(履物)、ヘルメットなどを用意しておく。(12343 きっころピンクさん)
・靴がとても大事と聞きました。ガラスの破片が落ちてると足を怪我して、歩けないからだそうです。(13456 みうらちゃんさん)
◆トイレや衛生用品
・サイズアウトしたオムツや生理用品は、いざというときにはトイレに使えるので、とっておくといいと思います。(9839 わかなさん)
・トイレ問題が1番気になっているので、常にお風呂には水をためて、大きいペットボトルにも水を入れてあります。後、簡易トイレも用意しています。(10654 めーちゃんさん)
◆子連れの避難のために
・赤ちゃんなどは災害時に避難所にすぐ必要なオムツや離乳食がない場合があります。赤ちゃん用の必需品を詰めた防災リュックを1つ用意しとくと安心です。(7375 抹茶ティラミスさん)
・赤ちゃんのいたずら防止のフックが防災にも役立つ!戸棚のものが倒れても落ちてこないなど。子どもが成長したら外すものと思っていたけど、つけておいた方がよいと、以前防災のイベントで知りました。(10922 れおりおママさん)
・子どもの年齢に応じた災害セット。小さい子どもはすぐに必要なものが変わると思うので、半年から一年単位で買い替えして、前のものは買い替えたら使い切れるようなもの。(11661 いちさん)
◆その他
・エコットなどで開催される防災講座などに進んで参加すると、いろんな新しい防災の話が聞けて、対策の参考になります。(12635 とくさん)
・対策…ではないかもしれませんが、地震の時は脱出口を確保しておくといいようです。(11384 pnさん)
④防災や避難についての各省庁や自治体HP等資料・リンクの一覧
各省庁や都道府県などでも様々な防災についての取り組みが行われています。
参考にいくつかのHPを紹介します。
(2019/09時点での情報で予告無く変更になる場合があります。また本サイトからリンクしている他のウェブサイトに含まれている情報、サービス等については、一切関知しておらず、一切の責任を負わないものとします。リンク先のサイトは、そのサイトが掲げる条件に従い、お客様ご自身の責任においてご利用下さい。)
豊田市の防災ページ
https://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/bousaibouhan/index.html
豊田市 防災虎の巻
https://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/bousaibouhan/bousai/1002337.html
みよし市の防災ページ
https://www.city.aichi-miyoshi.lg.jp/bosai/index.html
東京都防災ホームページ 「東京防災」
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1002147/index.html
農林水産省Webサイト 家庭備蓄ポータル
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/index.html
環境省ホームページ ペットの災害対策
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/disaster.html
総務省ホームページ 安全・信頼性の向上|災害用伝言サービス
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/net_anzen/hijyo/dengon.html
<おわりに>
みなさん、最後まで読んでいただきありがとうございました!
いつ起こるかわからない災害。防災対策は備蓄のローリングストック法の活用や災害用伝言サービスの体験、家族での話し合いなど日ごろのちょっとしたことから出来る事もたくさんあります。
ついつい後回しにしがちですが、もしもの時自分と家族を守るのは日ごろの備えです。私cocoaもまだまだ防災対策が出来ていないなぁと思う部分がたくさんあったので、改めて家族と話をしていこうと思いました。